ホテルの外観を保ってくれる伐採屋さんに感謝

ホテルマンとして働いていますが、業務内容はお客様との対応がメインになります。
すでに仕事の内容が分業化が確立していますから、掃除部門や料理部門、駐車場部門で働く人達とは、会議で顔を合わせるものの、それ以外は交流が少ないのが現状です。
そのため気になることがあっても、会議の時を逃してしまったら伝達することができないことがあります。
お客様に快適にしてもらえるために、ホテルマンとしてホテルの美しさを維持することに力を入れています。

数ヶ月に一回、定期整備に来てくれます

客室の掃除やホール、廊下などの掃除は、掃除専門業者が入っていますが、管理をしているのは掃除部門のスタッフです。
急ぎの仕事がある場合は、お客様からクレームがあった場合は、掃除部門のスタッフが対応することになっています。
ホテルの顔ともいうべき玄関周りや庭なども、専門の掃除業者が掃除を行ってくれますが、数ヶ月に1回は伐採屋さんが定期設備にきてくれることになっています。
専属の植木職人もいますが、木が想像以上に伸びてしまったり、形によっては通路を妨げてしまうことがあります。
それを伐採屋さんが確認して、必要に応じて伐採してくれることになっています。
そのおかげで、常に玄関周りや庭の木は見た目が素晴らしい状態になっているので、宿泊客が散歩をするときにも好評です。
木によっては寿命を迎えるものもありますから、必要に応じて新しく木を植え変えたり、配置を変更するお手伝いもしてくれます。
伐採屋さんは木が健康で育ち続けるような切り方をしてくれるので安心です。

プロの仕事には毎回感動させられます

伐採屋さんに木のメンテナンスをしてもらうとき、毎回プロ意識が高いと感じるのは、作業時間についてです。
お客様な朝食や昼食、アフタヌーンティーを楽しんでいるときに、ホテルから伐採している光景を見せるのは良くないと考えているようで、いつも作業は夕方に行われます。
あらかじめ下見をしておき、お客様が庭に目を向けない時間を見計らって作業を行ってくれます。
伐採するときに、葉っぱや木の屑が落ちてしまうことがありますが、拾って掃除をすると時間がかかるので、シートを敷いて行います。
そのシートも季節に合わせたものを用意して持参してくれますから、ホテルという特殊な環境をしっかり理解した上で作業を行ってくれていると感じます。
木の高さや大きさによっては脚立が必要になるときもありますが、作業が終わったらすぐにお客様の目の届かない場所まで持ち運び、そこでメンテナンスをしてくれます。
このような細かい気配りがある職人は少なくなっているので、貴重な存在だと感じています。