行きづらい場所でもウユニ塩湖は人気

テレビや雑誌などで地面がまるで鏡のようになっている光景を見ることがあると思います。
それはCGなどではなく、現実にある場所で南米のボリビアにあるウユニ塩湖というところです。
海の水のようにしょっぱい湖は、雨が降り大地を覆う薄い膜のように水が広がると、『天空の鏡」と呼ばれる絶景が広がるのです。
その美しさは多くの人を魅了し、是非訪れてみたいと考えている人も少なくないでしょう。
自分の目で見ることは、写真や映像と違った感動をもたらしてくれるに違いありません。

行きづらい土地でも価値があれば人は集まる

人気のウユニ塩湖は見ればため息をつくほど素晴らしい絶景であることは間違いないのですが、どうやっていくのかということを調べてみたら、結構行きづらいところにあるようです。
日本からなら雨以下を経由してボリビアの首都ラパスに入るのに21時間から27時間くらいかかります。
そこからウユニへ飛行機で1時間、バスであれば10時間から12時間もかかります。
ようやっとウユニに到着した後、車を借りて直接ウユニ塩湖まで行くか、それともツアーの車で行くかという選択をします。
どちらにしても更に1時間は車を走らせなければいけません。

とにかく時間がかかるし、南米にしては治安が良い方ですが田舎ですからスリやボッタクリなど観光客を狙った犯罪も少なくありません。
それでも日本を含めた世界中から観光客が来ています。
それは、行きづらい土地でも、ウユニ塩湖をその目で見ることの価値がとても高いと認めているからこそわざわざ足を運ぶのです。
そういう意味でとても恵まれた観光地と言えます。

そういうホテルになりたいものです

ウユニ塩湖は、行きづらい土地であるにもかかわらず、大変な手間と時間を掛けて人が集まる場所です。
多少の苦労をものともしない、旅慣れた観光客が集まっているのかもしれませんが、安心して泊まれるホテルがなければいくらなんでも行くことは出来ません。

その中には、観光客を騙そうという危険なところもあるようですが、多くのホテルは観光客に素敵な旅をしてもらえるようにサポートをしてくれるホテルです。
ウユニ塩湖にいくならば、建物や家具が塩でできているというところもあり、日常とは掛けはなれた経験をすることができます。
塩でできているというと、日本人は地震とか大丈夫だろうか、衛生的に問題はないのかと心配になりそうですが、むしろ高級ホテルにも負けないほどのホスピタリティーがあるそうです。
旅行をするときには、安心感も大事ですが、奇抜に思える刺激的な体験も必要になります。
ウユニ塩湖のように素晴らしい景色を楽しめるところならば、なおのこと普通のところに泊めるのでは満足できないはずです。
ホテルマンとしてそういう体験ができるホテルになることを目指していきたいです。

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